検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 15 件中 1件目~15件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

機器中性子放射化分析法による窒化ケイ素中痕跡フッ素の迅速定量

米澤 仲四郎; 黒澤 達也*; 松江 秀明

分析化学, 47(11), p.829 - 834, 1998/00

短寿命核種の$$^{20}$$F(半減期11.1s)を測定する機器中性子放射化分析による、窒化ケイ素中こん跡Fの迅速定量法の検討を行った。分析は、JRR-3Mの放射化分析設備で5s照射し、7s後に10s放射能測定を行う単一照射法と、単一照射法を10min以上の間隙で5回繰返す、繰返し照射法により行った。単一照射法では窒化ケイ素中2$$mu$$g/g以上のFの定量が可能であり、さらに繰返し照射法では、単一照射法より検出限界が1/3~1/5以下に、また、定量精度も約1/3に改善された。照射中のFの蒸発及び妨害核反応によるNaの影響についても検討した結果、これらは無視できる程少ないことが分かった。本法によるOparl Glass及びOyster Tissue標準物質中のFの定量値は、定量値の誤差(5.2~5.9%)以内で認証値及び参考値と一致した。さらに、茶葉標準物中のFの定量も行った。また、本法の定量誤差に最も影響が大きいAl濃度とFの検出限界との関係も明らかにした。

報告書

宇宙用太陽電池の耐放射線性,I; 電子線照射方法の検討

三井 光; 田中 隆一; 須永 博美; 金沢 孝夫; 田中 進; 春山 保幸; 上松 敬; 松田 純夫*; 野口 敬*; 田村 高志*; et al.

JAERI-M 89-085, 164 Pages, 1989/07

JAERI-M-89-085.pdf:3.86MB

宇宙開発事業団が開発した宇宙用シリコン薄型太陽電池とGaAs太陽電池の耐放射線性について、原研と宇宙開発事業団は共同研究を実施した。この共同研究に関し、本報告では、先ず、人工衛星用太陽電池が遭遇する宇宙の放射線環境について述べる。次いで、共同研究に使用した太陽電池および実験方法について記述する。その後、電子線照射方法の検討結果について報告する。電子線照射方法の検討では、固定照射法(走査ビームによる静止試料の照射法)、移動照射法(走査ビームによる移動試料の照射法)、およびスポット照射法(無走査ビームによる静止試料の照射法)の3方法について検討した。その結果、固定照射法が宇宙用太陽電池の耐放射線性評価試験における最も妥当な電子線の照射方法であると結論した。さらに、この研究において、電子線照射による太陽電池の電気特性の変化に関する若干の知見を得た。

論文

マイクロウエーブ法

岩崎 行雄; 助川 武則

施工建築の技術, 1989(3), p.86 - 89, 1989/03

マイクロ波による内部加熱の原理及びマイクロ波照射によるコンクリート表面破砕除去技術(マイクロ波照射法と略す)の概要、特徴などについて述べる。電気的に中性な誘導体にマイクロ波を照射すると、高周波電界によって正電荷と負電荷が平衡点から変位して、電荷が分離する分極現象が生ずる。高周波電界の交番によって分極現象が交互に繰り返され、分子間で摩擦熱が発生して誘導体の温度が上昇し、いわゆる内部加熱される。マイクロ波加熱の最も身近な実用例は家庭用電子レンジであり、2450MHz帯の周波数が用いられている。マイクロ波照射法は、マイクロ波の内部加熱の性質を利用したものである。コンクリート表面からマイクロ波を利用して加熱し、コンクリート中の水分の気化膨張による内部圧力の上、加熱部とその周辺部との間の温度差による歪応力の発生等により、コンクリート表面層を約2cm厚さで破砕剥離するものである。

論文

多孔性セルロース微粒子をマトリックスとした薬物徐放性製剤の調製

細井 文雄; 斎藤 健司*; 幕内 恵三; 小石 真純*

高分子論文集, 44(12), p.885 - 891, 1987/12

 被引用回数:1 パーセンタイル:10.36(Polymer Science)

セルロースを主成分とする多孔性微粒子にあらかじめ$$gamma$$線を照射した後、サリチル酸存在下でMMA、MMA-MAc、MMA-Stなどのビニルモノマーをグラフト重合し、徐放性微粒子を調製した。同様に、サリチル酸非存在下でグラフトした微粒子は、含浸法でサリチル酸を吸着させ徐放性微粒子とした。グラフト微粒子の薬物吸着量はグラフト率のn次に比例して増加した。また、吸着は Langmuir の機構に従った。飽和吸着量はグラフト率にn次に比例した。これらの結果から、粒子内にグラフト率のn次に比例して吸着サイトが生成し、これに薬物分子が捕獲され徐放性微粒子となることがわかった。MAcやStを添加すると吸着サイトの生成数、吸着サイト間の相互作用の大きさ、吸着サイトと薬物の相互作用の大きさが変わり、吸着量が増大することがわかった。グラフトポリマーの構造を変えると効率良く薬物が吸着できることを理論的に明らかにした。

論文

Radiation grafting of hydrophilic monomers onto poly(4-methylpentene-1), II; Grafting of long chain monomers and physical properties of the grafted films

Y.S.Soebianto*; 吉井 文男; 幕内 恵三; 石垣 功

Angewandte Makromolekulare Chemie, (2484), p.159 - 168, 1987/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:45.51(Polymer Science)

低結晶化度のポリ(4-メチルペンテン-1)(TPX)へアクリル酸(AAC)に比べ分子鎖の長い2-ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)とメトキシテトラエチレングリコールメタクリレート(M4G)の前照射法によるグラフト重合を行った。グラフト速度は、分子鎖が短いほど速かった(AAC$$>$$HEMA$$>$$M4G)。照射条件による重合速度の影響では、真空中$$gamma$$線照射$$>$$空気中電子線照射$$>$$空気中$$gamma$$線照射の順であった。これはラジカル濃度に対応し、ラジカル濃度が高いほどグラフト速度は大きかった。グラフトポリマーの含水率は、同じグラフト率で比較してもグラフトモノマーにより異なり、AAC$$>$$M4G$$>$$HEMAの順であった。AACの場合は、分子鎖が短いためにフィルムの中まで十分拡散し、均一にグラフト重合が起こるために含水率が高いものと考えられる。

論文

Synthesis of an ion exchange membrane by radiation-induced grafting of acrylic acid onto poly(tetrafluoroethylene )

石垣 功; 神谷 尚孝*; 須郷 高信; 町 末男

Polym.J., 10(5), p.513 - 519, 1978/05

 被引用回数:48

ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)フィルムへのアクリル酸のグラフト重合によりイオン交換膜を合成した。PTFEフィルムをアクリル酸水溶液中でCo-60の$$gamma$$線と照射してグラフトする際のグラフト速度の線量率依存性を求めたグラフト速度は線量率の1/2乗に比例することを明らかにした。得られたグラフとフィルムの寸法変化、吸水率、および電気抵抗とグラフト率との関係から、本グラフト反応はフィルム表面から中心部へとモノマーの拡散と共に進行し、低グラフト率ではフィルム中心部に非グラフト層が残存することが示唆された。このことは、フィルム断面を干渉顕微鏡で観察することにより証明された。一方、グラフト反応がフィルム表面から中心へ進行する速度は線量率に依存し、線量率が低い場合にはより中心部まで反応は進行しグラフト分布もより均一になること、したがってより抵抗の低いイオン交換膜が得られた。

論文

ポリ塩化ビニリデン繊維へのアクリロニトリルの放射線グラフト重合

梶 加名子; 岡田 紀夫; 桜田 一郎*

繊維学会誌, 32(8), p.T340 - T346, 1976/08

ポリ塩化ビニリデン繊維へ、その難燃性を損なうことなく改質する目的で、放射線によるアクリロニトリルのグラフト重合を行った。 ジメチルホルムアミドなどの適当な溶剤を用い、浸漬法同時照射によりグラフト重合を円滑におこさせ、100%以上のグラフト率の繊維を容易に得ることができた。 グラフト繊維の性質を測定した。密度は原繊維の1.70から、グラフト率100%で1.40まで減少した。初期ヤング率はグラフト33%で原繊維の約2.5倍に増大した。熱収縮性はグラフト率の増大と共に減少し、グラフト率約100%の繊維では300$$^{circ}$$Cにおいても繊維状を保持した。 グラフト率74%以下(塩素含有率43%以上)のグラフト繊維は自己消火性であった。比較のためにアクソロニトリルをグラフトしたポリ塩化ビニル繊維の難燃性を調べた。いずれも、塩素含有率42~43%以上で難燃性が保持されていることが明らかとなった。

論文

Preparation and properties of n-vinylpyrrolidone grafted polymers by radiation-induced graft polymerization

石垣 功; D.J.Lyman*

J.Membr.Sci., 1, p.301 - 309, 1976/00

 被引用回数:13

ポリプロピレンおよびポリ(4-メチルペンテリン-1)のフィルムに対するN-ビニルピロリドンの放射線グラフト重合を研究し、さらに、得られたグラフト重合体の諸性質を測定した。N-ビニルピロリドンは、同時照射法により上述のポリマーに容易にグラフト重合した。本系グラフト重合における照射線量,モノマー濃度および溶媒の影響が明らかにされた。ついで、グラフトしたフィルムの吸水率,溶質(尿素,グルコース,サクローズ)の透過速度,引張強度および伸度を測定し、グラフト率との関係を求めた。その結果、ポリプロピレン,ポリ(4-メチルペンテン-1)いずれの場合にも、吸水率と溶質の透過速度はグラフト率とともに増加するが、引張強度と伸度はグラフト率の増加とともに減少することが判明した。

報告書

熱螢光線量計によるトリチウム生成率分布の測定法

前川 洋

JAERI-M 6055, 15 Pages, 1975/03

JAERI-M-6055.pdf:0.6MB

核融合炉のリチウムブランケット模擬実験において、トリチウム生成率分布を測定するのは重要な譲題であり、その測定法の確立が望まれている。トリチウムと他の誘導放射能の半減期の差をうまく利用して、LiFの熱蛍光線量計(TLD)による自己照射法を使った測定法を提案すると共に、FCAを用いた予備的実験から原理的に可能であることを示した。測定上の問題点について整理・検討を加えた。この測定法は、複雑な化学的操作を行なう必要がないことが大きな特長となっており、今後有効な測定手段になると考えられる。

論文

Change in the fine structure of graft-polyethylene during isothermal crystallization

栗山 将; 貴家 恒男

Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 16, p.299 - 302, 1973/00

結晶性高分子の一次構造を変化させるために、バルキ性に富む非晶性構造単位を電子線前照射法でランダムにグラフトして得たポリエチレンの等温結晶化機構をDSCを用いて検討し、生じた構造変化を形態的立場から考察した。結晶化温度110,115$$^{circ}$$Cで、所要時間結晶化せしめた後、直ちに(冷却することなく)融解加熱曲線を得た。そのときの融解エネルギーと結晶化時間との関係、さらに融解エネルギーを非晶域重量分率に換算し、Avramiプロットして求めた指数nが、原ポリエチレンでは4に近い値をとるのに対し、グラフト物では1.0~2.0の値に低下する。このnの値から前者では結晶核の生長が球晶状(3次元)成長をとり、後者では束状結晶化(一次元成長)することを明らかにした。

口頭

合金相を含む燃料デブリの安定性評価のための基盤研究,5; ウラン-ステンレス鋼系模擬燃料デブリからの核種溶出挙動評価; 照射法と添加法

佐々木 隆之*; 児玉 雄二*; 小林 大志*; 秋山 大輔*; 桐島 陽*; 佐藤 修彰*; 渡邉 雅之; 熊谷 友多; 日下 良二

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故で生じた燃料デブリは水と接触した状況にあり、デブリ表面での固液反応に伴う核種の溶出が進行している。またその取出しまでに時間を要することから、性状の経年変化を見通すための基礎知見の蓄積が不可欠であるが、特に合金相を含むデブリに関する知見は殆どない。本研究では同デブリからの水への溶出挙動について検討するため、二つの方法により合金系模擬デブリ試料を調製し、FP核種の溶出挙動について検討した;(1)照射法: 模擬デブリを熱中性子照射しFPを導入、(2)添加法: 試料に予めFPを模擬した非放射性元素(Cold FP)を添加、する方法である。FPとUの溶出を関連付けて溶出挙動を比較・評価した。浸漬直後はCsがUより優先的に溶出するが、その後は溶出Cs/U比が低下した。固相表面にある易溶性核種は浸漬後直ちに溶出するが、その後はU溶解が律速反応となることが示唆された。2価のBa, SrはCsと同様にUより優先的に溶出する一方で、3価Nd, EuはUとの調和溶解の傾向が強いことが分かった。

口頭

Leaching behavior of simulated fuel debris in the UO$$_{2}$$-SUS system prepared by irradiation or tracer doping method

佐々木 隆之*; 頓名 龍太郎*; 小林 大志*; 秋山 大輔*; 桐島 陽*; 佐藤 修彰*; 熊谷 友多; 日下 良二; 渡邉 雅之

no journal, , 

Under the high-temperature conditions in the reactor cores of Fukushima Daiichi Nuclear Power Station (FDNPS) during the accident, UO$$_{2}$$, zircaloy, and structural materials such as stainless steel are thought to be reacted. Since it will take a long time to retrieve the fuel debris, it is essential to accumulate basic knowledge for anticipating the secular change of chemical properties. In this study, to examine the dissolution behavior to water, the simulated alloy-based debris samples were prepared by two methods, and the dissolution behavior was analyzed; 1) Irradiation method: the simulated debris was irradiated by thermal neutrons to introduce FP, 2) Doping method: non-radioactive elements (cold FPs) simulating FPs were doped to the sample. Based on the concentration ${it A}$ of the nuclide M in the sample, the leaching ratio $$r_{rm{M}}$$ was evaluated from the relationship of $$A_{rm{soln}}$$ / $$A_{rm{initial}}$$. The leaching ratio $$R_{rm{M}}$$ which was normalized by $$r_{rm{U}}$$ was also discussed. In samples of U$$_{3}$$O$$_{8}$$, U$$_{1-y}$$Zr$$_{y}$$O$$_{2+x}$$ and UCr(Fe)O$$_{4}$$, Cs leached preferentially to U immediately after immersion ($$R_{rm{Cs}}$$ $$sim10^3$$) in both the irradiation and the doping methods, and then the $$R_{rm{Cs}}$$ value decreased with time, suggesting U dissolution would be a rate-limiting reaction thereafter. Divalent Ba (FP) and Sr (cold FP) also leached preferentially to U, while trivalent Nd (FP) and Eu (cold FP) showed a harmonious dissolution with U. The $$r_{rm{U}}$$ value was in the order of pure water (PW) and 0.1 M NaClO$$_{4}$$ (Na) $$<$$ artificial seawater (SW), and the effect of complex formation with anions in the solution on the order was observed. The ${it R}$ values depended on the valence of ions; PW and Na $$>$$ SW for $$R_{rm{Cs}}$$ and $$R_{rm{Sr}}$$, while PW $$<$$ Na and SWfor $$R_{rm{Eu}}$$. The leaching behavior will be discussed in relation to the existing state in the solid phase and the chemical state in the aqueous phase.

口頭

合金相を含む燃料デブリの安定性評価のための基盤研究,10; ウラン-ジルコニウム-ステンレス鋼系模擬燃料デブリからの核種溶出挙動評価; 照射法と添加法

佐々木 隆之*; 頓名 龍太郎*; 小林 大志*; 秋山 大輔*; 桐島 陽*; 佐藤 修彰*; 渡邉 雅之; 熊谷 友多; 日下 良二

no journal, , 

ステンレスおよびZrを含む模擬燃料デブリを調製した。試料中のFPは、熱中性子照射によるU核分裂または非放射性元素の添加により導入し、人工海水や純水等に浸漬した。両法により導入したFPの溶解挙動、その解釈について報告する。

口頭

低コスト可搬型核物質検知装置の高度化

米田 政夫; 藤 暢輔; 田辺 鴻典*

no journal, , 

核物質を用いたテロは社会に甚大な影響を与えるものとして深く憂慮されており、核物質検知装置の重要性が高まっている。核物質検知手法の一つであるアクティブ中性子法は、測定対象物の外部から中性子を照射し、核物質の誘発反応で発生する核分裂中性子を観測することで核物質測定を行う手法である。近年開発した新たなアクティブ中性子法である回転照射法は、中性子線源を高速回転させて照射するものであり、従来の加速器を用いた手法に比べて装置の大幅な低コスト化と小型化(可搬型)を実現できる。これまでの研究では、回転照射装置を用いた本手法の原理実証実験及び本手法で用いる低コスト中性子検出器の開発に取り組んできた。今回、本手法の実用化に資するため、新たな回転照射装置の開発を行った。新たな回転照射装置では、回転照射半径の拡大等による検知性能の向上並びに可搬性と操作性等の利便性向上を図った。本発表では新たに開発した回転照射装置の概要及びそれを用いた核物質検知実験の結果について報告する。

特許

核物質検知装置、核物質検知方法、試料分析方法

米田 政夫; 藤 暢輔

not registered

特願 2020-006793  公開特許公報  特許公報

【課題】一次中性子成分と、これによって試料から発生する二次中性子成分が共に検出される場合に、適切に二次中性子成分を認識して試料の分析を行う。 【解決手段】中性子検出器20は、中性子1個を吸収する度にパルス出力をする。解析装置30は、中性子検出器20における中性子の検出タイミングの時間差を算出する時間差算出部31と、この時間差のデータから上記の認識を行う解析部32を具備する。時間差算出部31は、中性子検出器20が中性子を検出した度に、この検出タイミングよりも前に中性子を検出した検出タイミングとの時間差ΔTを算出し、解析部32はこの値を認識し、認識されたΔTの全てを記憶し、測定の終了後にそのヒストグラムを生成する。ΔTのヒストグラムから試料Sにおける核物質の検知、その含有量を推定することができる。

15 件中 1件目~15件目を表示
  • 1